こんにちは。
最近ドハマりしているガジェット、
Electribe Samplerについての紹介記事を書こうと思います。
まず写真がこちら。

ピンク色でメタリックなのが特徴的ですね。
上半分にたくさんのノブ、下半分にはパッドがついています。
サイズもそんなに大きくありません。
気軽にカバンなどに入れて持ち歩けるくらいになっています。

(KORG microKEY 25と並べてみました。どちらも持ち運びに適したサイズ)
①何をする機械なの??
主な機能として
★ミュージックシーケンサー(演奏データを入力して再生できる)
★シンセサイザー(色々な音を作成、加工できる)
★サンプラー(外部の音を録音、取り込んで再生できる)
・・・これらが搭載されています。
たくさんついていてお得感がありますね笑
できることについて一項目ずつ触れていきましょう。
ミュージックシーケンサー機能
この機械では16ステップに分かれたシーケンサー機能(16分音符一つ一つに音を当てはめていくような感じ)を搭載しており、最大4小節でループする楽曲を制作できます。
同じコード進行を繰り返すダンスミュージック等に非常に適しています。
また、パターンチェイン機能と呼ばれているものを使用することで
再生中に別のパターン(4小節以内のループ)へ移行することも可能です。
上記の機能によって
Aメロ(パターン1)→Aメロ(パターン1)→Bメロ(パターン2)→Cメロ(パターン3)→・・・
なんてこともできるので便利なんですよねー。
Aメロを何回繰り返してからBメロへ移行するかも設定することができます。
楽曲制作においてはよくCubaseを使用しているのですが、
ループ系を制作するならこっちのが最近楽ですね。(個人的見解)
肝心の音の打ち込み方ですが、
・ステップシーケンサーモードで16ステップの音に入力していくか
・リアルタイムレコーディングでパッド等を使いながら実際に演奏録音していくか
・サンプルループ素材を当てはめていくか
好きな方法で制作できます。
4つ打ちのキックドラム、裏で刻むハイハットなど基本同じリズムで繰り返すものはステップシーケンサーモード、
メロディーなど動きがあるものに関してはリアルタイムレコーディングのほうが楽です。
(詳しくはシンセサイザー機能の説明項目で。)
シンセサイザー機能
シンセサイザーというと鍵盤型の物が一般的ですよね。
きらびやかな音やギラギラした音など様々な音を作ることができます。
プリセットが素晴らしいのでそれで遊んでるだけで満足することも多々ありますよね・・・笑
Electribe Samplerにはプリセットだけで400種類を超える音色が入っています。
さらに1つのパターンには最大16パート(ドラムキットはそれぞれ1パート扱い)
の音を仕込むことができるので幅広い音選びが可能です。
1つの音色を選択した後にアタック(音の立ち上がり)やディケイ、リリース(音の伸び、減衰具合)を調整したり、
フィルター(特定の音域をカット)やその他各種エフェクトもかけることができるため
音に対して細部まで作り込むことができます。
また、これらのモーションを記憶させられる機能も搭載されており
楽曲の最中で音の変化を伴う場合も対応できます。
実際に打ち込んだものに合わせながら各パートの音を演奏、録音することも可能なのですが、
「パッドしかついていないし難しそう・・・」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
実際にパッドでメロディを入力したいときには
キーボード機能を使えばパッドに様々な音階を設定することができます。
(各キーのメジャー、マイナー、モードスケール他)
またコード機能もあり、音階を設定したら自動的に音階に対応した
コードパッドを並べてくれるためワンタッチでコードも鳴らせます。
「いい音が見つかったからやっぱり鍵盤で弾きたい!」
という場合にはMIDI端子がついていますのでMIDIキーボードや別のシンセなどを接続してそちら側の操作から演奏することもできます。
これはかなり便利です!
長くなってきたので続きは次回にします。
次回は「サンプラー機能」についてと「Electribe Samplerのメリット、デメリットと感想」を書こうかなと思います。
作曲をしたことがない方にも、楽器を触ったことがない方にも非常に遊びやすく面白いガジェットとなっていますので、ぜひこれを使っていろんな方と遊びたいですね。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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