最近noteばかりでなかなかこちらの記事を更新できておりませんでしたので、久しぶりに好きな機材の話を書いていこうと思います!
今回はこちら。

LINE6より発売されているワイヤレスシステム、Relay G10Sです。
購入してから半年くらい使用してみて思ったことなどを書いてみます。
めちゃくちゃ便利です、これ。
買ったきっかけ
ある日、学生時代のころから愛用していたシールドがついに使えなくなってしまいました・・・。
そこでネットで新しいシールドを模索していると、「最近はワイヤレスの質が非常に良くなっている」との記事を発見。
「でも・・・音質の劣化とか気になるかもしれないし、演奏の途中でトラブルで音が出なくなったりするのも嫌だし、有線が安定かなあ。」
と僕はずっとワイヤレスの導入にためらっていたのですが、一度は手を出してみないとわからないなと購入してみました。
先に結論から書きますと、これらの心配は杞憂でした。
使い勝手の良さ
基本的な使い方は非常にシンプルです。
充電されたトランスミッター(送信機)をシールドジャックに差し、受信機側を目的の機材に接続するだけ。

使用する電波は基本設定でオートチューニングになっているので、設定も必要なく自動で受信機につながってくれます。
また、僕が懸念していた途中で充電が切れる危険性については、送受信機共にバッテリー残量を示すインジケータがついており、残り使用可能時間が30分以内になると赤色に変わります。
これを確認しておけばいつ充電が切れるかわからない心配から解放されますね。
3時間ちょっとでフル充電になり6時間使用できるのでそうそう途中で切れることもありません。
受信機を9VDCアダプターでつなぎそこに送信機を差し込むことで充電できます。

(上ランプがバッテリー残量インジケータ。)
下は周りの電波干渉の影響を示すインジケータです。MAX点灯状態でない限りまず問題ありません。
近くにスマホや同機種が並んでいても影響はほとんどありませんでした。
電波混線によって突然音が出なくなることを恐れていましたが、最近の機材は進化してますね・・・!
ワイヤレスとしての性能
配線地獄から解放されたかったり、ステージで動き回りながら弾きたい人には特におすすめです。
仕様によると、見通し約40mまでの使用に耐えられます。かなり広いステージでも駆け回れるのではないでしょうか。
また、扉などを挟んでも大きな影響を受けないため自宅で楽器とアンプをつなぎっぱなしにしてどこでも練習できる状態にするのもよいですね!
僕はずぼらなので個人的にはこの用途が高いです・・・笑
もう一つ懸念していたワイヤレスによる音の劣化ですが、この機種に関しては気にならないというよりむしろ安価なシールドより良くなります。
これが非常に驚きました。低域から高域まで繊細さを保ったまま伝えてくれます。

(受信機背面。アンプやエフェクターにつなぐライン出力、ミキサーにも直接つなげるXLR出力搭載。)
そして丁寧についている【ケーブルトーン機能】。
こちらをONにするとシールドでつないだ状態の音質に合わせてくれます。
ヌケが良すぎてかえって気になる場合は使用します。
バイオリンの音をピックアップで拾う際キンキンしやすい時に使ったりしています。
使っている感想
今までエレキバイオリンを使用するときジャックから足元のエフェクターに長いシールドが垂れ下がるのが気になっていました。重心も少し下がってしまうためです。
Relay G10Sの送信機は非常に小型なので差し込んでいても違和感がありません。
有線による移動や姿勢の制限から解き放たれました!
間違いなく非常に快適になったと思います。
毎回シールド出して、しまうとき巻いて・・・という手間もなくなったのがずぼら人間には嬉しいです。
今後またシールドを買って、だめになって、を繰り返すかもしれないことを考えるとコスパも悪くないですね。
自宅専用にもう一台欲しいなと思ってます。オーディオインターフェースに差しっぱにしておきたいタイプのダメ人間・・・。
ストレスフリーな生活へ
この機種を使ってみるまではあまりワイヤレスを人におすすめしてこなかったのですが、これであれば十二分におすすめできます。
前機種にRelay G10もありますが、そちらも依然根強い人気を博しているようです。
後継機のG10Sと比べると仕様の違いはありますが、使用用途として充分であればG10のほうが安価なのでそちらもおすすめです。
有線、無線、それぞれ良さがあると思います。
ご興味ございましたらぜひ一度ワイヤレスにもチャレンジしてみてください!
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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